ヒルトンオナーズ会員ランクと特典｜ポイントの貯め方・使い方・譲渡・セールでお得な購入方法も

ヒルトンオナーズとは

ヒルトンオナーズとは、ヒルトングループの日本の国内ホテル及び韓国コンラッドソウルで利用できる、有料の優待特典プログラムです。

ヒルトン系列ホテルの宿泊でポイントが貯まり、貯まったポイントで宿泊割引や無料宿泊ができるようになります。

多く宿泊すると上級会員になり、無償でお部屋のアップグレード、朝食無料などの特典が享受できます。

入会金＆年会費無料のヒルトンサービス

ヒルトン・オナーズへの入会は、入会金・年会費は一切無料で、誰でも簡単に入会が可能です。

ヒルトンオナーズ会員になるだけで特典を受けられるので、入っておいて損はありません。

ヒルトンオナーズ｜入会方法

入会方法は、２通りです。

このうち、インターネットでの事前入会の方がおすすめです。

何故かというと、ヒルトンオナーズ会員は宿泊時専用チェックインカウンターが利用できる為、

宿泊前に予めインターネットで入会しておくといざ宿泊するときの手続きがスムーズです。

インターネット入会

ヒルトンオナーズ会員登録公式サイト(https://www.hilton.com/ja/hilton-honors/join)から簡単に行えます。

ホテルの予約は日本語のヒルトン公式サイトから可能です。

ヒルトンオナーズの会員ランク４つと条件

ヒルトンオナーズは４つの会員ランクがあります。

各会員ランクの達成条件は以下です。

メンバー（旧ブルー）会員

入会するとすぐに付与されるのがメンバー会員で、いわば無条件で誰でもなれます。

にもかかわらず、特典は充実しています。

具体的には、チェックインや朝食時に専用レーンがあるため、待ち時間を短縮できます。

さらに状況次第では、メンバー会員でもレイトチェックアウトが無料で利用可能になることも。

メンバー会員特典

シルバー会員

年間「4回滞在 or 10泊」もしくは「25,000ベースポイント」獲得で、シルバー会員にアップします。

シルバー会員ではフィットネスジム無料や、ペボトルウォーターが付く等、メンバー会員の特典に＋αのサービスが享受できます。

お盆の繁忙期にも関わらず、無償アップグレードをしていただいたこともありますので、シルバー会員でも望みがもてます！

ゴールド会員

年間「20回滞在 or 40泊」もしくは「75,000ベースポイント」獲得でゴールド会員になれます。

ゴールド会員は、「お部屋の無償アップグレード」と「宿泊時の朝食無料」が特徴です。

ビュッフェ形式の朝食もなんと無料です。

運が良いとエグゼクティブルームにアップグレードもできることも。

エグゼクティブルームにアップグレードされるとクラブラウンジも利用できます。

ダイヤモンド会員

年間「30回滞在 or 60泊」又もしくは「120,000ベースポイント」の獲得でダイヤモンド会員になれます。

ダイヤモンド会員では、スイートルームへのアップグレードできる可能性もでてきます。

さらにエグゼクティブラウンジも利用でき、無料でアルコール・軽食を楽しめます。

会員ランクの有効期限

ステータスランク会員の有効期限は、達成した年とその翌々年3月までです。
上級会員の判定は、1/1~12/31までの１年間で判定されます。

ステータスは、年間途中でも達成するとランクアップし、有効期限は達成した年とその翌々年3月までです。

たとえば、2023/10に条件達成すれば、2025/3月末までランクが保持されます。

毎年宿泊条件を達成しなければいけないので、通常ルートでランクを保持するのは至難です。

ヒルトンアメックスを保有していると、無条件でゴールド会員のステータスを保持し続けられます。

日本国内の対象ホテル一覧

ヒルトングループはヒルトンホテルだけではなく、コンラッドなど18個のブランドを展開し、世界118ヵ国・地域で6,100ヶ所超あります。

現在、日本国内でも26つのホテルがあります。

今後さらに、新ホテルがオープン予定です。

【日本のヒルトン系列ホテル一覧】

ヒルトンオナーズポイントとは

ヒルトンオナーズ会員になりホテルに宿泊するとポイントが貯まり、次のヒルトン系列の宿泊時に使用できます。

ヒルトンのポイントは宿泊やクレジットカード利用で貯める以外に、原則年間8万ポイントまで購入することが可能です。

ヒルトンオナーズ会員サイト

ポイントをためると、ヒルトン系ホテルへの無料宿泊や貯めたポイントを家族や友人知人への譲渡に加え、マイルやその他ギフトサービスへの交換が可能です。

ポイントの貯め方

ヒルトンオナーズポイントは、基本宿泊もしくはクレジットカードの利用により貯めることができます。

また、自分でポイントを購入（チャージ）することもできます。

宿泊して貯める

ヒルトン系列ホテルへの宿泊で、宿泊料金に応じてポイントが貯まります。

貯まるポイント数は、対象客室の支払金額1ドルにつき原則として10ヒルトンオナーズポイントです。
※これをベースポイントと呼びます

ヒルトンオナーズには会員ランクがあり、会員ランクごとにボーナスポイントが与えられます。

会員ランク（名称）	加算率
メンバー会員（旧ブルー）	なし
シルバー会員	20%
ゴールド会員	80%
ダイヤモンド会員	100%

クレジットカードを利用する

ポイントを購入する

ヒルトンオナーズポイントは購入も可能です。

平常時はポイント購入し無料宿泊するより、予約して宿泊した方がコスパが良いこともありますが、

ヒルトンポイントセール / キャンペーンのタイミングを狙うと、お得に宿泊できるので、

そういった場合は事前にポイント購入しておくのがおすすめです。

ポイントの使い方

ヒルトンオナーズポイントの使い方は、ホテル宿泊での利用が１番お得です。

よほどポイントが余っていたり、ヒルトン系ホテルに泊まる予定がない場合を除いて、他の使い方は価値が低いです。

宿泊に使う

多くポイントを所有している場合、全てをポイント支払いにできればヒルトン系列ホテルを無料で宿泊できます。

ポイントを宿泊に充てる場合、２パターンの利用法があります。

無料宿泊に必要なポイント数は時期により多少変動し、滞在日によっても異なります。

具体的に国内にあるヒルトンホテルの無料宿泊に必要なポイント数は以下です。

例えばマイル交換の場合は価値が10分の1に目減りしてしまいます。

マイルに交換する

ヒルトンオナーズポイントをマイル交換すると、ポイントの価値が大きく下がってしまいます。

例えば、ホテル無料宿泊にポイントを使う場合1ポイント=1円の価値があっても、マイル交換だと1ポイント＝約0.3円の価値になるためです。

ヒルトンポイントをマイル交換する際、交換可能な航空会社とそのレートは以下です（一部抜粋）

航空会社	ヒルトンポイント	交換マイル数
ANA	10,000	1,000
JAL	10,000	1,000

ギフト券などに交換する

ヒルトンオナーズショッピングサイト「HHONORS　ショップモール」で、ポイントと交換ができます。

宝石類・アパレルブランド・電子機器・インテリア関係など、多くの商品を扱う1500店以上のショップが参加するもので、限定セールの商品も提供されています。

また、各種ギフト券への交換も可能です。

使い方｜レストラン

ヒルトンポイントはレストランでは使用できません。

ポイント支払いはできませんが、ポイントボーナス加算のサービスがあります。

25米ドル（または日本円での相当額）以上のご利用で500オナーズ・ポイントを支払い分のポイントとは別に追加で獲得できます。

その他の使い方

レンタカー（アラモ・ナショナル・シクスト）
クルーズ（世界で有名なクルーズ会社提供のクルーズ特典券）
プライベートコンサート
ユニバーサル・スタジオ・テーマパーク＆リゾート
シーワールド・パーク＆エンターテイメント
ゴールデン・モーメンツ

下記海外のテーマパークでも使用が可能で、さすが世界のヒルトンですね。

ポイントの購入方法

ヒルトンポイントは公式サイトからも購入できます。

ポイントが足りない際や、ポイント有効期限を延長したい時に活用できます。

定期的にポイント購入セールも開催していて、その機会に購入するととてもお得に購入できます。

購入時の３つのポイント

❶1,000ポイント=10ドル換算
❷購入上限は年間80,000ポイントまで
❸購入してから24時間以内にアカウントに反映される

ポイントの譲渡

ヒルトンポイントは家族・友達・知人に譲渡可能です。

譲渡できる人に制限・条件はありません。

譲渡の条件

❶手数料無料
❷1000ポイント単位で譲渡可能
❸1回の譲渡は500,000ポイントまで
❹譲渡の上限は年間500,000ポイントまで
❺受取りの上限は年間200万ポイントまで
❻年6回まで譲渡が可能
❼1アカウントから送れる人数は10人まで

会員になりポイントを僅かでも獲得すると30日で譲渡ができるようになり、1ポイントも獲得していない場合は90日待つ必要があります。

譲渡の準備

譲渡は公式サイトから簡単にできます。

譲渡される側は以下の情報を入手しておきましょう。

譲渡の流れ

譲渡の手続きは、譲渡する人 / 譲渡される人それぞれの手続きが必要です。

３ステップで簡単にできるので、さっそくみていきましょう。

ヒルトンオナーズポイントセールとは？

ヒルトンオナーズポイントの平常時の購入は、レートが高くメリットが少ない為、ポイントの有効期限延長の他に購入するのはもったいないです。

しかし、ポイント購入セールが定期的に開催されていて、このタイミングでポイントを買えばかなりお得にポイントを購入できます。

具体的には80%~100%のポイント増額加算となる場合も多く、最新セールは+100%増量でした。

ヒルトンでは、ヒルトン系ホテル宿泊で利用できるポイント購入のセールを定期的に実施しています。

通常ヒルトンポイントは、年間80,000ポイントまでしか購入できませんが、ポイントセール期間中は2倍の160,000ポイントまで購入可能になります。

ポイントセールは通常よりも安くポイントをゲットできるだけではなく、多くのポイントをリーズナブルに獲得できるチャンスです。

ポイント購入キャンペーン内容の詳細

ヒルトンポイント1ポイントの価値は、約0.3円~0.7円ですが、繁忙期に宿泊すると、1ポイント＝1円前後で使える場合があります。

通常時の1ドル100円の場合は5,000ポイント＝5,000円となり、ポイント単価は1円となります。

しかし、100%増量時だと10,000ポイント＝5,000円で購入でき、ポイント単価0.5円となり、半額で買えたことに等しくなります。

ポイントをセールで購入するメリット３つ

ポイント有効期限の延長

ヒルトンのポイント有効期間は2年間(24ヶ月)ですが、ポイント利用 / チャージ等により、保有ポイント全ての有効期間が24ヶ月延びます。

言い換えると、24ヶ月(2年)に1回、ヒルトン系列ホテル宿泊・ヒルトンアメックスカードの利用・ポイント購入のどれかを行うと、有効期間が無期限にすることができます。

ヒルトンのポイント有効期限間近の場合は、1,000ポイントを購入することで、有効期限を延長できます。

ポイントセールの開催に合わせ、セールが適用されるポイント数を買うとコスパよく期限の延長が可能です。

ハイシーズンに安くホテルに泊まれる

前述の通りヒルトンポイントの1ポイントの価値は0.3円～0.7円程度ですが、繁忙期に宿泊すると1ポイント＝1円程度で使える場合があります。

例を挙げると、コンラッド東京のポイント利用宿泊に必要なのは95,000ポイントで固定されていることが多いです。

年末年始は税金サービス料込みで22万円前後になることもあるので、ポイントの価値が高くなります。

ヒルトンポイントはポイント宿泊に充てるのが一般的です。

2022年下半期から旅行支援策とインバウンド需要回復により、ホテル宿泊費は高騰傾向にあるので、ポイント宿泊の方が有利になる場合が多々あります。

繁忙期にヒルトンホテルを利用する場合は、現金決済宿泊料金とポイント決済宿泊を比較して、お得な方を選択しましょう。

ポイント宿泊の方がお得な時に備え、不足分をポイントセールでチャージしておくと急な予約時にも安心です。

クレジットカードの入会キャンペーンの利用条件のクリア

ヒルトンポイントの購入は、各種クレジットカードのキャンペーンで、〇〇万円以上の決済で特典授与といったショッピングの条件クリアにも有効です。

利用金額に届かない際は、ヒルトンポイント購入で補填するという使い方もいいでしょう。

ポイントを購入するデメリット２つ

円安時はセールの恩恵を受けにくい

このポイント単価に為替レートの変動した場合の単価をみてみると、
ポイント単価はレートに大きく左右されていることがわかりますね。

 

しばらく円安が続いていますが、平常時にポイント購入するメリットが少ないことがわかります。

1ドルがいくらであってもポイント100％増量セールの際に購入すると1ポイント=70円で購入できるので、円高時と同等の価値があるといっても過言ではないでしょう。

購入後のキャンセル不可

購入したポイントのキャンセルは不可です。

あとから取り消しができないので、慎重な判断が大切です。

ヒルトンポイント購入の注意点３つ

5,000ポイントの購入がボーダーライン

ヒルトンポイントは通常時1,000ポイントから購入が可能ですが、5,000ポイント以上を購入した場合のみポイントセールで増量の対象になります。

5,000ポイント未満の購入だとセールの恩恵が受けられないので注意しましょう。

ポイントの反映まで24時間かかる

取引完了後、アカウントへのポイント反映に24時間要します。

即時反映 / 即時利用できないという点で不便さが注意点として挙げられます。

万が一に備え、お得な時に余裕をもって購入しておくのが良いでしょう。

上級会員資格の取得のためのポイントに計上されない

ヒルトンオナーズで上級会員（ダイヤモンド / ゴールド）になるには、以下を貯める必要があります。

❶滞在数
❷宿泊数
❸ベースポイント数

購入したポイントは「ベースポイント数」に計上されない為、ベースポイントを貯めるにはヒルトンのホテルに宿泊する必要があります。

会員は従来通り、滞在回数、宿泊日数もしくはヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得実績に基づいて、ヒルトン・オナーズのステータスを取得できます。ポイント＆マネー特典による滞在や宿泊は、今後もすべてヒルトン・オナーズのステータス取得の対象となります。ベースポイントは現金でお支払いいただいた滞在料金に基づいて獲得できますが、ポイントによるお支払いは対象外となります。エリートステータスに到達した会員のお客様は、ポイント＆マネー特典によるご滞在中も引き続きエリート特典をご利用いただけます。
引用：ヒルトンオナーズ

TopCashback経由で２倍お得になる

アメリカのポイント還元サイト「TopCashback」経由でポイント購入すると現在2.5％キャッシュバックが受けられます。※還元率は時期により変動することがあります

ヒルトンポイント購入は、「Points.com」というポイント購入専用サイトのシステムを利用しています。

TopCashbackは登録料・年会費無料で利用に一切費用はかからず、ヒルトン宿泊予約の際のポイント還元にも役立ちます。

キャッシュバックはPayPalで受け取り可能で貯まったPayPal残高は対応ショップでの支払いに活用でき、PayPal残高を銀行口座振込への換金も可能です。

ポイント購入だけではなく、ヒルトン系ホテル宿泊の際もキャッシュバックの対象なので、登録しておいて損はありません。

TopCashBack公式サイト

ポイントに関するよくある質問

ポイントの有効期限はいつ？

ヒルトンオナーズポイントの有効期限は、最終獲得日から24ヶ月です。

24ヶ月間にポイントの獲得・購入・使用がないと失効の為、その間に1度でもヒルトンホテルに泊まるなどのアクティビティが必要です。

万が一失効してしまった場合でも100万ポイントまではポイントを買い戻すことが可能です。

買い戻すには一定額が必要なので、最終手段として考え、そもそもポイント失効しないように努めましょう。

１ポイントはどのくらいの価値？

ヒルトンオナーズポイントは使い道がいくつか存在しており、使い道によりポイントの価値は異なります。

もっともポイントの価値が高い使い道は、ホテル無料宿泊でマイルや各種ポイントなどへの交換はレートが悪いです。

ベースポイントとは

年間の獲得ポイント数を稼ぐ方法でもランクアップが可能です。

しかし、ヒルトンオナーズポイントは以下２つに分かれています。
❶ベースポイント
❷ボーナスポイント

会員ランクのアップはベースポイントで判定されます。

ベースポイントは1ドル＝10ポイントで、為替レートが1ドル=100円だと、

ゴールド会員は年間750,000円が必要になります。

宿泊の際朝食無料などのメリットが多いゴールド会員になるには、年間20泊以上の宿泊が必要なので、ハードルが高いです。

しかし、ヒルトンアメックスカードを保有していると、一気にゴールド会員になることができます。

ポイントはレストランで使える？

ヒルトンオナーズポイントはレストランでは使用できません。

ポイント支払いはできませんが、25米ドル（日本円で現在3,745円相当）以上の支払いで500ポイントを追加で獲得ができます。

いきなりゴールド会員になる裏ワザ

ヒルトンアメックスカードを保有しているだけで一気にゴールド会員のステータスが付与され特典が受けられます。

クレジットカードを保有しているだけで、わざわざ20滞在する必要がないので、かなりの近道で上級会員の座をゲットできます。

年間150万円以上のクレカ決済で、1泊20万円前後するROKU京都やコンラッド東京なども対象の1泊無料宿泊もついてきます。

ヒルトンを１度も利用したことがなくても最上位ランクを手にできるのです。

詳しくは、以下の記事で紹介しています。