この記事を読むと、「ヒルトンアメックスカードからプレミアムカードへ切り替えの全て」が理解できます。
ヒルトンアメックスプレミアムのみの豪華特典とは
ヒルトンアメックスカード2種の損益分岐点
年間決済額(150万/200万/300万)別おすすめカード種別
ヒルトンアメックスは切り替えがお得な理由
ヒルトンアメックス切り替えタイミングの注意点
ヒルトンアメックス切り替え|よくある質問
キャンペーン中も紹介経由が1番お得
- ヒルトンアメックスプレミアムカードの特典
- ヒルトンアメックスの損益分岐点
- ヒルトンアメックスカード決済金額別 選ぶべき種類とは
- ヒルトンアメックスカード種類の比較
- ヒルトンアメックスプレミアムへの切り替え方法
- ヒルトンアメックスプレミアム切り替えタイミングの注意点1つ
- 切り替えの最適タイミング
- ヒルトンアメックスプレミアム切り替え|よくある質問
- まとめ|ヒルトンアメックスプレミアム新規入会より切り替えがメリット大
ヒルトンアメックスプレミアムカードの特典
ダイヤモンド会員を手に入れる最短ルート
ヒルトンアメックスカードにはないプレミアムカードのみの大きな特徴は2つあります。
ヒルトンアメックスプレミアムカードの2大特徴
- 年間200万円のカード利用でダイヤモンド会員になれる
- カード継続利用特典で2泊(1泊分は年間300万円の決済必要)
ヒルトン・オナーズ(ヒルトンの会員プログラム)でダイヤモンド会員になると、軽食・アルコールが無料のエグゼクティブラウンジが利用できたり、スイートルームへのアップグレードもあり、ワンランク上のホテルステイが楽しめます。
決済額のハードルはあるにせよ、滞在1回で一般カードとプレミアムカードの年会費の差額分以上の価値に値します。
ワンランク上の贅沢ステイにしたい方には、プレミアムカードを選びダイヤモンド会員を目指すと毎年の楽しみが得られるでしょう。
ヒルトンアメックスカード(プレミアム)詳細情報
年会費(本人) | 66,000円 |
年会費(家族カード) | 1~3枚目:無料 4枚目以降:13,200円 |
ポイント還元率 | 3.0% |
空港ラウンジ利用 | 可能 |
ヒルトン会員ステータス | ゴールド会員 / ダイヤモンド会員(年間200万円のカード利用) |
無料宿泊特典 | 無条件:1泊 / 年間300万円以上の決済でさらに1泊追加 |
海外旅行保険 | 最高10,000万円 |
ヒルトンアメックスプレミアムは300万円決済で翌年無料宿泊
ヒルトンアメックスの損益分岐点
一般カードの損益分岐点
ヒルトンアメックスの損益分岐点は、年間150万のカード決済&翌年カード更新です。
まず、ヒルトンアメックスは、年間150万以上のカード決済で翌年ヒルトン系ホテルが1泊無料宿泊できます。
要するに、その恩恵を受けるには決済条件の150万円を満たし、翌年度もカードを更新する必要があります。
仮にカードを更新しなかった場合、損益分岐点に達しません。
年間150万円を決済した場合ポイント還元率は2%の為、30,000ポイントを貯めることができます。
しかし、ヒルトンオナーズポイントの価値は0.3~1円なので、30,000ポイントを円換算すると最安で9,000円分にしかなりません。
カード保有でゴールド会員のステータスが付与され、宿泊時の朝食が大人2名分が無料になりますが宿泊ホテルにより年会費16,500円の価値を見出せません。
その為、150万円決済をして翌年度カード更新して貰えるウィークエンド無料宿泊1泊分が損益分岐点の鍵となります。
ウィークエンド無料宿泊特典では、1泊160,000円するROKU京都などの最高級ホテルのも対象なので、特典を利用した時点で損益分岐点をカンタンに超えます。
プレミアムカードの損益分岐点
ヒルトンアメックスプレミアムの損益分岐点を超える方法は2種類あります。
❶年間300万円カード決済+翌年度のカード更新
❷カード決済なし+翌年度のカード更新
いずれにしても、プレミアムカードは翌年度も更新をすることで損益分岐点を達成する鍵となります。
ヒルトンアメックスプレミアムは、保有しているだけで翌年度のカード更新後に無条件でヒルトン系ホテルの1泊の無料宿泊特典が受け取れることに加え、
年間300万以上のカード決済で翌年ヒルトン系ホテルが追加で無料宿泊特典1泊がさらにもらえます。
仮にカードを更新しなかった場合、損益分岐点に達しません。 年間300万円を決済した場合ポイント還元率は3%の為、90,000ポイントを貯めることができます。
しかし、ヒルトンオナーズポイントの価値は0.3~1円なので、90,000ポイントを円換算すると最安で最安27,000円分にしかなりません。
ヒルトンアメックスプレミアムの特典として年間200万円のカード決済でダイヤモンド会員になれる特典もあります。
ダイヤモンド会員になると、宿泊時にエグゼクティブラウンジの利用ができ、3,000~10,000円くらいの価値があると言われています。
ヒルトンアメックス同様にゴールド会員の特典はカードを手にした瞬間から付与されるので、宿泊時の朝食無料特典はつきます。
とはいえ、よほど年間にヒルトンホテルを利用しないと年会費66,000円を超える損益分岐点には到達しません。
以上を考慮すると、ヒルトンアメックスプレミアムもカードの更新で翌年度もカードを保有しないと損益分岐点を越えることは難しいでしょう。
300万円カード決済をして翌年度カード更新して追加で1泊貰える、ウィークエンド無料宿泊特典がついた場合には確実に損益分岐点を超えてきます。
ヒルトンアメックスカードと異なる点は、年間決済額0円でも翌年の無料宿泊特典が貰えることです。
無料宿泊特典の価値は、前述の通り1泊160,000円するROKU京都やコンラッド東京などの最高級ホテルのも対象なので、そういった最高級ホテルを利用した時点で簡単にペイできます。
ヒルトンアメックスカード決済金額別 選ぶべき種類とは
ヒルトンアメックスプレミアムのみの特徴
- 年間200万円以上の決済でダイヤモンド会員資格付与
- カード更新でヒルトン系高級ホテル1泊無料
- 年間300万円以上の決済で無料宿泊2泊目付与
- ダイヤモンド会員になれば宿泊時の無償アップグレードがスイートルームも対象
ヒルトンアメックスカード保有でヒルトンゴールド会員の資格は獲得できるため、宿泊時の無償アップグレードは望めます。
しかし、空室状況による点や、アップグレードは会員ランクの高い方から優先されるため、ダイヤモンド会員である方がアップグレード対応してもらえる可能性が高まります。
カード決済金額別おすすめカード種類
ヒルトンアメックスカード一般カードかプレミアムカードの作成でどちらにするか迷っている場合、自身の年間決済金額で決まります。
一般カード | プレミアムカード | ||
差分 | |||
年会費 | 16,500円 | 66,000円 | 49,000円/年 |
ポイント還元率 | 2.0% | 3.0% | 差分1.0% |
ヒルトン内ポイント還元率 | 3.0% | 7.0% | 差分4.0% |
ヒルトン会員ステータス | ゴールド | ゴールド ※年間200万以上でダイヤモンド昇格 |
プレミアムのみダイヤモンドを取得可能 |
年間150万円決済時 | 30,000ポイント | 45,000ポイント | 15,000ポイント |
年間200万円決済時 | 40,000ポイント | 60,000ポイント | 20,000ポイント |
年間300万円決済時 | 60,000ポイント | 90,000ポイント | 30,000ポイント |
無料宿泊特典 | 150万円以上で1泊付与 | 1泊目:無条件付与 2泊目:年間300万円以上で付与 |
一般カード上限:1泊 プレミアム上限:2泊 |
年間決済額150万円前後なら
ヒルトンアメックス一般カードがおすすめです。
一般カードでもヒルトンオナーズゴールド会員資格と、翌年度のヒルトン系列高級ホテルの無料宿泊が1泊獲得できます。
「150万円決済時の一般カード」と「300万円決済時のプレミアムカード」を比較する場合、ポイント差額のみに着目すると「一般カードで150万円決済」の方が年会費の費用対効果が良いです。
年間決済額200万円前後なら
一般カード / プレミアムカードどちらが良いかの断定は際どいラインで、ヒルトンへの年間宿泊次第と言えます。
この時点では、一般カードでもプレミアムカードでも無料宿泊は1泊分が付与されます。
しかし、プレミアムカードの場合はこの時点でダイヤモンド会員資格が獲得できるため、宿泊時にエグゼクティブラウンジの利用や空室状況によりスイートルームまでアップグレードが期待できます。
ヒルトンオナーズポイント単価が0.8円で換算した場合、年会費差額 - ポイント還元差額の37,000円でダイヤモンド会員資格を獲得したイメージです。
ゴールド会員でも宿泊時の朝食が無料になりますが、ダイヤモンド会員のみの特典はヒルトン系ホテル宿泊時に発揮されます。
年間2泊以上する場合、プレミアムカードを選ぶと満足度が高いホテルステイになります。
年間決済額300万円超なら
年間300万円超のカード決済をする場合、プレミアムカードが断然おすすめです。
理由は、カード更新時にヒルトン系高級ホテルの無料宿泊2泊分がプレミアムカードなら獲得できるからです。
1泊16万円超のROKU KYOTO LXR Hotel&Resort や Conradも無料宿泊の対象で、更にエグゼクティブラウンジも利用できることから、プレミアムカードの方が圧倒的に恩恵を受けられます。
ヒルトンアメックスカード種類の比較
ヒルトンアメックスとヒルトンアメックスプレミアムではどのような特典の違いがあるか比較してみましょう。
*HPCJ:ヒルトンプレミアムクラブジャパン会員
プレミアムカード新規入会よりアップグレードがお得
あまり知られていませんが、ヒルトンアメックスプレミアムカードに入会するよりも、
ヒルトンアメックスカードからプレミアムカードへの切り替えが実は1番ポイント獲得の面でメリットがあります。
というのも、ヒルトンアメックスカードを保有していると、のちにプレミアムカードへのインビテーションオファーが届きます。
プレミアムカードへのインビテーションオファー内容
ヒルトンアメックスプレミアムカードに切り替え申込後、3ヶ月以内に30万円以上のカード決済で最大59,000ポイントももらえるという内容です。
切り替えによる特典内容のポイント詳細は以下です。
切り替え特典内容
ヒルトンアメックスプレミアムへの切り替え方法
ヒルトンアメックスプレミアムへの切り替えは、原則として入会後または切り替え後、6ヶ月経過したのち可能になります。
切り替えには審査があり、最長4週間ほど所要時間があり、切り替えカード発行時に年会費が請求されます。
現在お持ちのカードの年会費は、残余会費がある場合は月割りで計算し、調整します。
カード切り替え後、カード番号は変更になるため、引き落としカードとして登録している光熱費などは別途手続きが必要です。
登録情報が引き継がれるもの
- ICチップの暗証番号
- カード利用限度枠
- オンラインサービス
- マイレージクラブ番号
- Apple Payの設定
- ETCカード
ヒルトンアメックスプレミアム切り替えタイミングの注意点1つ
ヒルトンアメックスプレミアムへ切り替える際、ヒルトンアメックスカード目玉特典である無料宿泊の利用タイミングが注意点です。
無料宿泊特典を含む「プログラム期間」はカードの切替日(入会日)から毎年1年間ですが、ヒルトンアメックス→ヒルトンアメックスプレミアムに切り替えた時点でリセットされます。
つまり、以下の場合は切り替えタイミングを見計らった方が良いでしょう。
プログラム開始期間から日にちが経過しカード利用をある程度してしまっている
ヒルトンアメックスプレミアム切り替え前のカードの利用金額は、切り替え後のプログラム集計の対象外となりそれまでのカード決済修行が無駄になってしまいます。
たとえば、ヒルトンアメックスは年間150万円でゴールド会員ステータス・ヒルトンアメックスプレミアムは年間200万円のカード利用でダイヤモンド会員ステータスが付与されますが、切り替えにより既に利用した決済金額がリセットされて0円から再スタートになります。
そうなると、切り替え前プログラム集計のカード決済額が無駄になり、カード修行を1からしなおさなければいけません。
そういった背景から、入会日・更新日からまとまった金額をカード決済している場合は、無駄にしない為にも切り替えは特典をもらった直後に行うと良いでしょう。
切り替えの最適タイミング
ヒルトンアメックス切り替えの恩恵を受ける&損をしないベストタイミングは「ウィークエンド無料宿泊特典をもらった直後に切り替える」です。
理由は、無料宿泊特典を含む「プログラム期間」はカードの切替日(入会日)から毎年1年間ですが、カード種別を切り替えた時点でリセットされるからです。
言い換えると、切り替え前の無料宿泊特典が付与された直後に切り替えすることにより、特典がもらえる&翌年度無料宿泊特典のプログラム期間を無駄なくカード修行に充てられます。
ヒルトンアメックスプレミアム切り替え|よくある質問
❶カード切り替えはいつから可能?
原則として入会後または切り替え後、6ヶ月経過したのち可能です。
❷カード切り替えに審査はある?
あります。最長4週間ほど所要時間が必要です。
❸年会費の支払いはどうなる?
切り替えカード発行時に年会費が請求されます。 現在のカード年会費は、残余会費がある場合月割りで計算し、調整されます。
❹切り替え後、カード番号は変わる?
カードのお切り替え後、カード番号が変更になります。
その為、切り替え前のカードで自動引き落としの登録をしている場合は、新しいカードを受領後に自身で各加盟店にカード番号変更の手続きが必要です。 支払い先によっては自動的に新しいカード番号へ変更される場合があります。 カード情報自動切換え加盟店一覧はこちら
❺切り替え前カードの年会費はどうなる?
現在お持ちのカードの年会費は、残余会費がある場合は月割りで計算し調整します。
まとめ|ヒルトンアメックスプレミアム新規入会より切り替えがメリット大
ヒルトンアメックスプレミアムの新規入会は紹介経由で最大44,000ものヒルトンオナーズポイントが獲得できますが、
一般カードからプレミアムカードへの切り替えでは最大59,000ポイントももらえます。
要するに、新規でヒルトンアメックスカードを作る場合は一般カードを申込み、損益分岐点を考慮後に必要であればプレミアムカードに切り替えるのがお得です。
一般カードの申込でも、紹介経由での入会で最大18,000ポイントももらえるので、まずは一般カードをつくってみるのが良いでしょう。